Pocket

ファイナンシャルプランナーについての記事もいよいよ3回目になので最後の予定だったのですが、、、

予定を変更します。

今回を含めてあと2回ファイナンシャルプランナーについての記事を書くことにしました。

記事の構成を練っていたら、1回分にしては長すぎる記事になりそうだったので。。。

見込みが甘いですね、ほんと。

さてさて、気を取り直して、今回は、ファイナンシャルプランナー1級、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(1級FP技能士)の取得をおすすめします。

記事の目的としては、これからファイナンシャルプランナーの資格を取得する方には2級FP技能士取得後の1級への即挑戦をおすすめし、

すでに2級を取得しファイナンシャルプランナーの勉強を止めてしまった方には、1級チャレンジをおすすめするための記事です。

この目的に違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

なんで2級を取得しようとしている、もしくは、取得済みの方に、わざわざ1級チャレンジを促したいのか?

はい、ご説明します。

1級FP技能士は、ファイナンシャルプランナーの国家資格の中では一番上の最上位資格であるにも関わらず、挑戦する受験者数が少ない資格です。

取得できれば、資格上は、ファイナンシャルプランナーの専門家として文句を言う人は、まずいないと思います。

なのに受験者数が少ない、私が考える原因は次の2点です。

  • 1級と名が付く資格は難しいというイメージが先行し、受験者に避けられている。
  • 試験の難易度から費やす勉強時間を考えると、受かった時のリターンが少ない(コスパが悪い)と考えられている。

うーん、確かに、1級と名の付く資格、例えば、英検1級や簿記1級はなかなか取得できないことで、有名ですね。

私も過去に英語や簿記を勉強したことがありますが、英検1級や簿記1級を取得しようとは考えたことがありません。

1級FP技能士も英検1級や簿記1級ぐらい難しく、取得なんて、まさに夢にも思わないといったところでしょうか・・・。

しかも、それほど難しい試験だと推測されるのに、1級FP技能士はまだ新しい資格で英検1級や簿記1級ほどの知名度もありませんし、名称独占資格なので、別段、特別な業務ができるわけでもありません。

確かに、勉強する時間等を考えるとコスパが悪いのかもしれませんね。

しかしですね、

もし、1級FP技能士が思っていたよりも簡単に短期間で取得出来たらどうしますか?

資格の名前からは、英検1級や簿記1級のような難しさだと感じるような資格が、コスパ良く簡単に取得出来るなら、

むしろ、絶対挑戦しますよ

事実、1級FP技能士は試験戦略次第で、2級取得後4ヶ月の勉強で取得できる資格なんです

たとえ、2級取得後にブランクがあっても5か月もあれば、取得できる資格です。

英検1級や簿記1級とは違うんです、1級FP技能士は、その名称から、難しいと誤解されがちですが、

試験戦略次第では、非常に簡単に取得できる資格なんです。

今回の記事では、1級FP技能士の受験資格等もざっとさらいながら、難しいと誤解されているがゆえの取得するメリットと、

1級FP技能士の技能検定を簡単に合格できる試験戦略をお伝えし、1級取得をおすすめします!

1.ファイナンシャルプランナー1級は2級に合格すれば受験できるの?

●1級の試験概要

1級の学科試験は、2級と違って、一般社団法人 金融財政事情研究会(金財)だけが実施しています。

実技試験は、2級同様、金財と特定非営利活動法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)の2つの団体で実施されていて、

2級と違って、実技試験は、金財が面接試験日本FP協会は筆記試験になっており、内容も受験料も異なります。

●受験資格

試験戦略で受かるといっても、受験できなければ、試験戦略も何もないので、まず、簡単にですが、1級FP技能士の受験資格を確認してみましょう。

1級FP技能士受験資格

学科/実技試験 受験資格
学科試験 2級技能検定合格者で、FP業務に関し1年以上の実務経験を有する者(注1)
FP業務に関し5年以上の実務経験を有する者
厚生労働省認定金融渉外技能審査2級の合格者で、1年以上の実務経験を有する者(注1)
実技試験 1級学科試験の合格者(注2)
「FP養成コース」修了者でFP業務に関し1年以上の実務経験を有する者(注1)(注2)(注3)
日本FP協会のCFP認定者
日本FP協会のCFP資格審査試験の合格者(注2)

(注1)「1年以上の実務経験」については、合格・修了の前後を問いません。
(注2)合格日・修了日が実技試験の行われる日の属する年度及びその前年度並びに前々年度に属するものに限られます。
(注3)FP養成コースとは、金融財政事情研究会が実施する「普通職業訓練短期課程金融実務科FP養成コース」を指します。

引用元:引用リスト1.1級FP技能士受験資格

通常ですと、

学科試験合格→実技試験受験

という流れになります(学科試験の免除(CFP®認定者等)については、次回、取り扱います)

案外知られてません(私だけ??)が、”FP業務に関し5年以上の実務経験”や”厚生労働省認定金融渉外技能審査2級”を持つ方は2級FP技能士を取得せずに1級受験できます

いきなり1級を受験するのはかなりハードだと思いますが、該当する方は挑戦してみるのも良いですね、テキスト等や検定料の節約、時間短縮になりますしね~。

2級合格者が1級の学科試験を受験する際の注意事項は、”FP業務に関し1年以上の実務経験”が必要になることです。

2級FP技能士合格だけでは受験できません。

実務経験に関しては、前回の記事でも取り上げましたが、

一般事業会社および官公庁の福利厚生担当者および金融・財務・経理担当者”
引用元:引用リスト2.実務経験の具体例

も含まれていますので、金融業の方だけでなく、一般事業会社の方にも門戸が開かれています。

金融に無関係な一般事業会社だとあきらめずに、実務経験として認められそうな経験があれば、試験団体である金財への確認をおすすめします!

2.ファイナンシャルプランナー1級を取得するメリットは希少性?

1級を取得する最大のメリットは、希少性だと思います。

国家資格として知っている人が多い割には、1級FP技能士は得している人が少ないです。

この希少性は2級取得者数と比較するとわかりやすいので、

次の表に、金財と日本FP協会の直近5年間の各年度の取得者数と5年累計、5年平均、

2002年から、FP技能士が国家資格となってからの1級と2級の取得者数を集計してみました。

ついでに、金財と日本FP協会の取得者数を足して合計してみました。

1級・2級FP技能士資格取得状況~直近5年間~

金財

(注1)総数:2002年から2018年までの累計取得者数。
引用元:引用リスト3.金財 ファイナンシャル・プランニング技能士資格取得状況

日本FP協会

(注2)2018年は2019年1月実施分が含まれていない。
(注3)総数は、2002年(平成14年)から2018年(平成30年)までの累計取得者数。2018年は(注2)のとおり。
引用元:引用リスト4.日本FP協会 FP技能士の取得者数

合計=金財+日本FP協会

(注4)日本FP協会は2019年1月実施分が含まれていない。
(注5)総数は、2002年(平成14年)から2018年(平成30年)までの累計取得者数。2018年は(注4)のとおり。

興味深いのは、金財、日本FP協会どちらを見ても1級取得者は、2級の約20分の1で、

2つの団体を合計しても2002年からの累計で、4万人に満たないことがわかります。

FP技能士の資格としての人気が無いんじゃないの?と疑いたくなりますが、

1級取得者数が少ない一方で、2級取得者数は2002年からの累計で80万人を超えています。

となると、FP技能士の人気が無いわけでもなさそうですよね。

また、2級と1級は同時期に2002年に国家資格になってますので、1級が2級よりもまだ新しい資格で知られていないというわけでもなさそうです。

むしろ、2級を取得した80万人のうち、

約80万人(2級) ー 約4万人(1級)= 約76万人

約76万人が2級取得後、1級取得を断念してしまったか、取得準備中もしくは挑戦中になってしまっている現状です。

この4万人に満たないのが、どれだけ少ないのかは、最難関資格としても名高い三大国家資格の取得者数と比較するとわかり易いです。

三大国家資格取得者数(それぞれの時点まで)

不動産鑑定士の取得者数が群を抜いて少ないですが、弁護士と公認会計士も、集計時点で、三大国家資格の取得者は4万人もいません

1級FP技能士が国家資格になったのは2002年からですが、三大国家資格はそれ以前からずっと国家資格であったにも関わらず、

4万人もいないなんて・・・、どれだけ難しいんだろう?って、確認している時に思わず口にしてました。

三大国家資格取得者数が少ない原因は、取得が難しい、いや試験がメチャクチャ難しいんでしょうね。

もちろん、言わずもがなですが、1級取得者が少ない原因は、三大国家資格ほど試験が難しいからでは決してありません

なのに、取得者数だけは弁護士や公認会計士の取得者数と同じくくらい少ないんです。

より乱暴な例を出すなら、

ファイナンシャルプランナーを集めて「1級FP技能士を持っている人は手を挙げて?」と言った場合、

手が挙がる確率が三大国家資格の弁護士や公認会計士並みだから、ほとんど挙がらないんですよ、

しかも、ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)は、前述の表のとおり2級取得者は80万人もいる人気資格なのに、1級取得者はまだ4万人しかいません

すごく希少価値が高いと感じませんか?

この希少性が、1級FP技能士を取得するメリットです。

3.ファイナンシャルプランナー1級の学科試験の合格率は約10%だけど、試験戦略次第で何とかなる!

●1級FP技能士の試験難易度

先述したとおり、1級FP技能士の試験は三大国家資格ほど難しくは全くありませんが、

約80万人を超える2級取得者のうち、何らかの事情で、約76万人が1級を取得していないのも事実です。

三大国家資格ほどの難しさではないけれども、1級の試験難易度が問題なんでしょうか?

ここでは、1級の試験難易度を直近5回の合格率から確認してみましょう。

1級FP技能士合格率~直近5年間~

学科試験 金財実施(単位:合格率=%、合格者数・受験者数=人)

(注1)平均の合格率は次の式から得た合格者数と受験者数から計算。その計算結果の表示単位未満は切り捨てたため、累計と平均で合格率が異なる場合がある。
平均=累計÷5年間
引用元:引用リスト8.金財実施1級FP技能士学科試験結果

実技試験 金財実施(単位:合格率=%、合格者数・受験者数=人)

(注2)平均の合格率は次の式から得た合格者数と受験者数から計算。その計算結果の表示単位未満は切り捨てたため、累計と平均で合格率が異なる場合がある。
平均=累計÷5年間
引用元:引用リスト9.金財実施1級FP技能士実技試験結果

実技試験 日本FP協会実施(注3)(単位:合格率=%、合格者数・受験者数=人)

(注3)引用元の合格率の表示単位は小数点第一位までだったが、金財の表示単位と合わせ、小数点第二位まで表示。
(注4)平平均の合格率は次の式から得た合格者数と受験者数から計算。その計算結果の表示単位未満は切り捨てたため、累計と平均で合格率が異なる場合がある。
平均=累計÷5年間
引用元:引用リスト10.日本FP協会実施1級FP技能士実技試験結果

先述したように、1級は学科試験合格後→実技試験受験という順序で受験しますので、まず学科試験に合格しなければなりません。

学科試験の直近5回の平均合格率は約10%で、最も低い時は約4%最も高い時で約14%です。

合格率が約10%乱高下する試験は受験する側にとってはキツイ以外何物でもない!ですよねー、

受験当時は本当にツラカッタです。

受験する回が最低の合格率になってしまうと不合格になるといった運の要素はできる限り排除して欲しいところですが、

過去問と似たような出題を続ければ、ガンガン合格率は上がっていってしまうでしょうから、

試験を作成する側の難易度を調整するバランス感覚(でよいのかな?)によるので、難しいのでしょうけどね。。。

ただまー、金財の合格率は、3級、2級ではもっと変動してましたので、1級での10%変動はむしろ「金財にしては安定している」と認識した方が良いですよ、はい。

私はそう考えて試験に挑みました。

一方で、実技試験は、金財も日本FP協会も直近5回の平均合格率は80%以上の高い合格率です。

最も低い回で約71%、最も高い回で驚愕の約97%で、両方とも日本FP協会です。

日本FP協会にいたっては3年前(2015年)まで96%以上の合格率なので、合格率だけ見ると試験として成り立っているのか疑問を持ちます。

1級FP技能士の国家資格を与える手順として仕方なく実技試験を実施しているんでしょうかね(言い過ぎ?)。

それとも、とてもとても高額な実技試験の受験手数料(日本FP協会:20,000円引用元:引用リスト11.日本FP協会 実技試験受験手数料、金財:25,000円引用元:引用リスト12.金財 実技試験受験手数料を集めるためですかね(さらに言い過ぎ?)。

こんな批判を踏まえた上なのでしょうか、日本FP協会の2018年9月実施分では初めて80%を下回る(試験合格率最低回71.25%)試験を実施しました。

今後は難化していくのかもしれませんね・・・。

実技試験を同じ受験生に何度も受験させた方がもっともっと受験手数料がはいってきますしね(冗談だとしても、本当に失礼、申し訳ありません)。

おっと、受験手数料があまりにも高く、衝撃を受けた当時を思い出して、つい脱線してしまいましたが、

要するに実技試験は問題ないので、1級FP技能士試験は最初の学科試験しだい!と考えてもらえれば。

●1級FP技能士試験での得点戦略

さーここまでで1級FP技能士に対する印象はいかがでしょうか?

1級は学科試験しだいだといっても、その学科試験が合格率約10%だと相当難しいんじゃない?って思われたかもしれません。

やはり1級と名の付く資格だから、難関資格なんだな、と思い始めたら、誤解の始まりです。

たしかに、約10%の直近5回平均の合格率は低いように見えますが、大丈夫です、得点戦略次第で合格できます。

まず、1級の学科試験の出題形式から確認していきましょう。

1級FP技能士学科試験の出題形式と合格基準

基礎編 マークシート方式による筆記試験 四答択一式 50問
応用編 記述式による筆記試験 5題
合格基準 200点満点で120点以上

引用元:引用リスト13.1級FP技能士学科試験の出題形式と合格基準

学科試験は基礎編と応用編にわかれており、それぞれ150分(2時間半)(引用元:引用リスト14.1級FP技能士学科試験時間割)で1日に合計300分(5時間)の試験になっています。

最初はけっこう長丁場な試験だなと思ったのですが、実際に模擬試験をやってみるときわめて適当な試験時間だと感じたのを覚えています。

試験での得点戦略を立てるために、配点を予想しましょう。

配点は非公開なので、私はざっくり次のように想定してました。

1級FP技能士学科試験配点想定

  • 基礎編・・・1問2点×50問=合計100点
  • 応用編・・・1問20点×5問=合計100点

そうすると、合計120点で合格なので、基礎編と応用編で配点が同じだとしたら、重点的に力を入れるべきは、名前から基礎編の4答択一式50問だと思いませんか?

まー、基礎編っていうくらいだから、基礎的な知識が問われるんだろうと思いますよね・・・。

これがまたまた誤解なんです、1級の学科試験は礎編がメチャクチャ難しいんです。

実際に集計してはいないのですが、過去問を解いて準備しても40%取れれば得点できた方だと思います。

つまり過去問と同じ問題が、50問中20問出題されれば良い方で、ほとんど出題されません。

もちろん、過去問で問われたテーマの周辺は狙われやすいので、そこを含めて50%そこそこじゃないでしょうか?

言い過ぎかもしれませんが、私がもっているイメージは今でも1級の学科試験の基礎編は50%取らせない問題が出ると思っています。

まー、だから1級FP技能士の学科試験は難しく見えるんですね。

基礎編だけだと全く合格点に届かない、試験当日は基礎編がマイナスのまま終わり、応用編に向かうことになります。

この辺の心構えも想定しておいた方が良いと思います。

そして、自問自答してみてください

「基礎編はマイナスか、、、じゃあ、どうするか?」

難しそうな応用編で80%以上得点するしかなですよね。

「実際、できるのか?」

応用編では80%以上の得点は可能です!と断言できます。

応用編は、基礎編よりもずっとパターン化されていて得点し易いです。

80%ということは、大問5問中4問で得点できれば良いので、パターンさえしっかり準備できれば確実に得点可能です。

ただし、合格率の低い回、たとえば、2016年9月の回は合格率が約4%でしたが、おそらくですが、大問を2問まるまる落とした方が多かったのではないでしょうか?

合格率が低い回はパターンと少し系統の異なる問題が出題されたから、受験生が対応できなかったんだと思います。

実際に、私が模試のつもりで2016年9月の回を解いた時には、合格ラインぎりぎりでした。

決して解けない問題では無く、解いたことは無かったですが、基礎知識を積み上げれば対応できない問題では無かったです。

パターンから外れた問題であっても、満点は無理でしょうが、部分点を積み重ねられるような対策ができていたのだと思います。

応用編は過去問から出題パターン準備できるので、得点源にできます。

結論として、1級FP技能士の学科試験の得点戦略は

  1. 応用編を極める(最低でも70%得点)
  2. 基礎編で過去問が出題されたら必ず得点する(最低でも40%得点)

あれ?これじゃあ、最低点だと、応用編70点+基礎編40点=110点で不合格じゃないかと思われるかもしれません。

残りの10点は基礎編の時事問題で得点できます!

予想問題集についている法改正等のページですね。

3. 基礎編で法改正等の時事問題を抑える(最低10%得点)

この3つの得点戦略を信じて、地道に実行できれば、独学での合格も可能です。

さー次項では、実際に、得点戦略を実行するためのテキスト等と勉強方法を見ていきましょう。

4.ファイナンシャルプランナー1級を合格できるおすすめテキストと勉強法

3つの得点戦略さえ実行できれば、1級FP技能士は独学で取得することが可能です、断言できます。

ただまー合格率が合格率なので、独学だと不安だよって方のために、通信講座に関しては、後程、追加しようと思ってます。

●1級FP技能士に受かるテキスト等

合格ターゲット1級FP技能士特訓テキスト[学科](’18〜’19年版) [ きんざいファイナンシャル・プランナーズ・ ]
3級、2級と同じ著者、出版社のテキストと問題集を選んできましたが、1級ではこのテキストがベストだと思います。

1級対策のテキストはこの一冊だけで十分です。

おすすめする最大のポイントは全6教科を1冊にまとめた内容ですね。

ファイナンシャルプランナーの科目は全6教科もあるため、テキストがどうしても冊数が増えたり、分厚くなりすぎたりしてしまいます。

このテキストは、全6教科の関連する知識をでもかんでも詰め込むのではなく、

3級、2級で培ってきた基礎知識をおさえつつ、厳選された1級の知識を積み上げるような構成になってます。

その説明も、文章だけでなく、なるべく図や表を挿し込む構成になっており、とてもわかり易いです。

重要単語や数字は赤字になっており、過去に出題された実績があれば、欄外に出題実績が書かれており、法改正等も表示されています。

過去の出題された内容を勉強できるだけでなく、出題実績に即した周辺知識を勉強し易くする工夫がされています。

基礎編対策として、1回転目は赤字箇所だけを覚えていき、徐々に、重要そうな、試験に出そうな赤字周辺の知識を緑のチェックペンで塗りつぶして覚えていきました。

まー、1級の勉強を始めた当初は次に紹介する問題集の応用編を解くのに必要な知識を優先して覚えてましたね。

1級FP技能士[学科]精選問題解説集(’18〜’19年版) [ 金融財政事情研究会検定センター ]

1級の問題集も、テキストと同じ著者と出版社の問題集がベストだと思いますし、この一冊で充分です

構成が基礎編と応用編、過去の本試験に分かれているので、まずは応用編から解いていきましょ

解き始め当初は解けないかもしれませんが、解説をよく読んで、めげずに何度もトライしてください。

本番では、応用編は記述式の筆記試験になりますので、解説は一言一句暗記し、書けるようにした方が良いでしょう。

解説そのものが、必要最低限で短い文章でしかも理解し易いので、すんなり頭に入ってきますので、そこまで難しくありませんから、大丈夫ですよ~。

なんで、解説を覚えるかっていうと、本番で書いておけば部分点がもらえるからですね、

もとい、部分点がもらえるかもしれないからですね(実際、どうなんでしょうね?)。

私は、もらえると聞いてた(都市伝説?)ので、本番では丸暗記した解説を全部書いてきましたよ!

応用編対策として必要なパターンはこの問題集でほぼ全て網羅されてます。

大問1問が、解説も書き込んだうえで、20分で終了できるくらいになるまで、何度もトライしてみてください。

クドイようですが、応用編で得点できて、やっと合格ラインに到達です。

応用編で得点できなければ、全く相手にならないのが、1級FP技能士の技能検定です。

応用編が出来るようになってきたら、基礎編に手を出し始めてください。

またまたクドイようですが、基礎編は難しいです、問題文が長いし、最初はこれでもかってくらい本当に読みにくいです。

過去問に慣れるためにも、最初は辛抱するしかありません、、、、大丈夫です、慣れればたいしたことなくなりますので。

基礎編の勉強に時間をかけても予想問題や模擬試験で得点がなかなか伸び悩む可能性があります。

本当に乱暴な言い方をして申し訳ないのですが、

このテキストと問題集以外の内容が本番で出題されたら仕方ないと思い込んでください。

基礎編も合格するには対策が必要ですが、キリがないので、思い込んでおいた方が勉強し易いですし、基礎編に費やす時間を応用編にあてた方が絶対にプラスです。

ちなみに、私が本番前に行った後述する予想問題による模擬試験の基礎編の最高得点は、48点でしたねー

もちろん、2度ほど、解きなおして内容は頭に入れましたけど、当時は、基礎編は50点取れればオッケーって考えてました。

逆に、このテキストと問題集なら基礎編で50点も狙える!って考えた方が良いですよ~。

2019年1月試験をあてる TAC直前予想 FP技能士1級 [ TAC株式会社(FP講座 ]

ファイナンシャルプランナーの資格を勉強し始めて、3級、2級では必要だとも感じなかったのですが、1級になって初めて予想問題集を買いました。

試験1ヶ月前になって、不安になったんでしょうね・・・、フラフラと書店の参考書コーナーに行き、この予想問題集を何となく手に取りました。

するとまー、まず目に入ってきたのが、「~問的中しました!」って見出しで、

しかも確か50%近く的中してるんですよ!

そんでもって、次には改正が丁寧にまとめられたページ・・・、

いや~あらがえなかったですね~、手に取って多分5分後ぐらいですねー、即レジに行って買っちゃいましたー。

で、実際のところ、本番では予想問題集を買った効果があったのかというと・・・基礎編の自己採点は58点でした!

うーん、本番と予想問題集の問題との突き合わせはしていないのですが、自己模試よりも10点伸びたので、それなりに当たったのかもしれません。

私の場合は、本番の応用編で大きな計算ミスを2問もした(しかも頻出パターンの問題)ので、基礎編で目標点よりも多く得点出来て、救われました。

あと10点欲しい!って方や、もう10点保険をかけておきたい!って方には特におすすめですね。

●勉強方法をご参考までに

1級を取得した際の、勉強方法をご参考までにご紹介します。

この方法は、2級FP技能士技能検定を受験後すぐに開始した方が対象です。

もし、2級を取得してからブランクがある方は、1ヶ月ほどの復習期間を入れた方が良いと思います。

勉強方法

勉強は、次のステップで進めました。()は必要な勉強期間です。1週間=最低15時間1ヶ月=最低60時間が目安です。

勉強スケジュール表に、ステップごとの勉強期間を矢印で記載しましたので、勉強期間をイメージする際にお役立てください。

    1. 問題集の応用編を解く。(1ヶ月);
      ・最初の1ヶ月は問題集の応用編を解くことだけ
      に集中します。
      ・1回転目は問題を見て10分間考えて解けなければ、解説を読んで理解します。

      ・2回転目以降は、1度問題を解いてから解説を読み、その後、もう1度再挑戦し、解説のどの部分が読んですぐに忘れてしまうのか確認しましょう。
      ・1科目(ライフプランニングと資金計画、リスク管理など)ごとに、問題が解き終わったら、ステップ2に行ってください。
      ・ステップ2と並行で、解説が全て書けるようになるまで問題集とテキストを回転させます。
      解説の文言は必要最低限ですので、5回転もやれば、スラスラと書けるようになります。
      ・応用編の問題はパターン化されてますので、問題ごとに何が違うのか(パターンの違い)を意識すると整理し易いです。
    2. テキストで問題集の応用編で問われたテーマにある赤字の重要単語等を赤シートで覚える。(1ヶ月);
      1科目ごとに問題集(ステップ1)→テキスト(ステップ2)と交互に繰り返します。
      ・1回転目はうろ覚えでも、5回転もすれば、1ヶ月くらいで応用編が80%取れるだけの知識が身に付きます。
    3. 応用編で80%得点できるようになったら、基礎編対策として、テキストを読み、問題集の基礎編を解く(テキスト→問題集の基礎編の1回転目)。(3週間)
      ・最初にテキストを読んで、1科目読み終わるごとに問題集の基礎編を解きます

      ・テキストの赤字になっている重要箇所を赤シートでうろ覚えしてから、問題集の基礎編に挑戦してください。
      ・応用編で問われる箇所はステップ2で何度か回転させてますので、覚えているようなら、飛ばしてください。
    4. テキストと問題集の2回転目は、ステップ3と同じ要領でテキストと問題集をもう1回転する。(3週間);
      ・テキストはうろ覚えでは無く、知識として頭に入れることを意識してください。
    5. ステップ3からステップ4の段階では、応用編は、備忘のために週末に解く。(6週間土日のみ);
      週末土日に1日1問20分間、2日で2問解き、応用編の実力を最小の時間で維持します
      (意識して忘れないような対策をしておかないと、結構、忘れますのでご注意ください)。
    6. テキストと問題集の3回転目以降は、不得意なテーマと周辺知識に焦点をあてて(弱点補強)、平日に回転させます。(平日のみ試験前日まで);
      ・テキストは不得意なテーマ(覚えていないテーマ)を重点的に学習します。
      ・弱点補強と並行して、テキストの3回転目から、赤字になっていない周辺知識の内、試験に出そうな箇所(単語・数字)に緑のチェックペンをいれて覚えていきます

      ・問題集も不得意なテーマ(覚えていないテーマ)を重点的に問題を解きますが、問題を
      解く際に解説が頭に浮かぶかどうかを意識して問題を解きます。

      不明点・疑問点は箇条書きにしてノート等にまとめておき、たまったらテキスト等で一括で確認していきましょう。
    7. テキストと問題集が3回転目(ステップ6)に入ったら、週末は過去問を解きます。(3週間土日のみ);
      ・過去問は、問題集に掲載されている過去問(確か直近2回分)にまず挑戦します。
      合格率が低かった回の過去問の応用編も金財のHPからダウンロードし、挑戦してみましょう
      (応用編では、合格率が低かった回の過去問が初見で解ければ、まず安心です。解けなくても解けるように復習すれば大丈夫です)。
      試験形式で解いて、解けなかった問題は復習します。
    8. 試験1ヶ月前に入ったら、予想問題集を試験形式で解き、復習時に法改正等に関わる情報に目を通します。(1ヶ月土日のみ);
      ・予想問題集は、3回転させると大体、頭に入ります。
      2回転目以降は試験時間を短く設定した方が本番に近い時間的緊張感を持てます
      (本番(h=時間):基礎編2.5h+応用編2.5h=合計5h → 短縮:基礎編1.0h+応用編1.4h=2.4hでトライしてみてください)。
      ・法改正情報は、予想問題集の問題の解説とまとめページをとにかく読んで頭にいれました。

勉強時間の目安

  • 平日・・・1日1~2時間×5日間=最低9時間
  • 土日・・・1日2~3時間×2日間=最低6時間
  • 1週間・・・平日最低9時間+土日最低6時間=最低15時間
  • 1ヶ月・・・1週間15時間×4週間=最低60時間
  • 4ヶ月・・・1ヶ月最低60時間×4ヶ月=最低320時間

勉強方法について、若干補足します。

ステップ1と2のゴール(目的)は、「本番の応用編で解答できるようになること」です。

応用編の過去問(ステップ1)で問われた内容をただこなすだけでは応用編を極めたかどうか不安になると思います。

そんな時は、意識して、今後問われそうな内容も常に予想してみてください。

この問題が出題されるなら、こんな問題も出題されそうだよね」って考えながら、ステップ1とステップ2を交互にやってみてください。

この予想が初見の問題への対応力になってくるはずです。

私は「計算する公式があって適度なボリューム感のある過去出題されていないテーマ」を常に探してました。

クドイようですが、基礎編は、応用編で80%取れるようになってから始めた方がよいですよそれまでは無視してください。

ステップ6までをコツコツ実行すれば、基礎編と応用編合計で50%は得点できるようになります。

最後の1ヶ月で、法改正と予想問題集で10%底上げできれば、必ず合格できるはずです。

ぜひぜひ、最短4ヶ月での1級FP学科試験合格にトライしてみてください

学科試験が通れば、実技試験は簡単なので、1級FP技能士資格取得はもう目の前ですよー。

5.まとめ

ここまでで、1級FP技能士の学科試験に合格したご自分の将来がイメージできたでしょうか?

1級の学科試験は一見難しそうに見えますが、前述の3項目を実行すれば、必ず受かる試験です。

  1. 応用編を極める(最低でも70%得点)
  2. 基礎編で過去問が出題されたら必ず得点する(最低でも40%得点)
  3. 基礎編で法改正等の時事問題を抑える(最低10%得点)

地道にコツコツと実行していれば、自ずと道は開けると思います。

この記事を読んで、これから目指そうという方のご参考になれば、うれしいです。

頑張ってください!

さー、少しだけ次回の記事の予告をしようと思います。

次回のテーマは、

1級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得する最善のルートはCFPルートだ!

です。

1級FP技能士を取得してから、どうやれば1級FP技能士は簡単に取得できるのかを考え直してみました。

要するに、ちょー楽勝で、1級FP技能士を取るにはどうすべきだったんだろうと・・・、あるのか?と自問自答してみました。

すると、どうやら民間資格のCFP®(サーティファイド ファイナンシャル プランナー®)を取得するルートだと楽勝・・・、

もとい、1級FP技能士取得が楽になるっていう結論に達しましたので、次回ご報告しようとおもってますー。